ノズルには、耐摩耗性に優れているTr.No.5を使用していますので、メンテナンスにかかる費用を節約することが出来ます。 また、Tr.No.5は耐食性も兼ね備えていますので、ノズルの生命線であるオス・メスの間隔を長期間一定に保つ事ができます。

クイックセッターの構造を上図に示します。クイックセッターを、押え金（Ｃ）とナット（Ｂ1）の間に取り付けて、シリンダーに油圧を掛けるとピストン（Ａ2）が移動し、ボルトが伸びてボルトに引張力が作用し、シリンダー（Ａ１）とピストンナット（Ａ3）の間に隙間（9）が出来ます。そこで、ピストンナット（Ａ3）を回してこの隙間を無くし、油圧を抜くとボルトに作用した引張力が残ります。この引張力がボルトの締付力になります。（戻り機能無）